パナマ ヌグオ GN-13 Anaerobic Natural(100g)
<パナマ ヌグオ GN-13>
生産者:ホセ・マヌエル・ガヤルド
生産地:パナマ/チリキ/レナシミエント/フルトゥンゴ
品種:ゲイシャ
標高:1750m-1850
精製:ナチュラル
ロースト:ミディアム(中煎り)
ベストオブパナマでGN-13に輝いたロットです。日本のロースターで共同落札しました。葡萄を思わせるフルーティーな酸に、ラム酒のような甘い香りやとても長い余韻が印象的です。
ヌグオ区画のあるガヤルド農園は、1960年からガヤルド・ファミリーがトラディショナル品種の生産を始め、15年前、現農園主であるホセ・マヌエルが、ヌグオと呼ばれる農園区画にゲイシャを導入し、Nuguo(ヌグオ)ブランドがスタートしました。
山深い、標高1,850mから広がるヌグオは、雨の多い豊かな原生林にあり、コーヒーの生育にはまたとない恵まれた自然環境の中で、独自のコーヒー栽培とプロセスによってコーヒーづくりをしています。
そんなヌグオは2021年、世界最高峰のコーヒー品評会であるベスト・オブ・パナマのゲイシャ・ナチュラル部門で優勝を果たし、世界から注目を浴びました。
パナマ西部、レナシミエント地区フルトゥンゴ、コスタリカとの国境に近い山岳地帯に、ヌグオは位置しています。ボケテ、ボルカンなど、隣接する他のコーヒー生産地と同様、この地域は、北の大西洋(カリブ海)と南の太平洋から吹く風がぶつかり合うことで「マイクロ気候」を生み出し、ほんの数キロメートル離れた農園でも気候条件が異なるほど、多様な気象条件を特徴とする地域です。雨も多く、雨粒が細かい霧となり、現地で「バハレケ」と呼ばれる天然のミストを絶えず発生させ、それが木々や土壌、多様な生物と植物を潤し、自然界の循環を活性化し、コーヒーの生育に、またとない恵みをもたらしています。
深い森の中で収穫されたチェリーは、彼自らプロセスを手掛け、各ロットごとに最大限の風味を引き出せるよう、高低差と気温差を利用した独自の発酵方法によって仕上げられています。