ブラジル サンタバーバラ農園N・APAS優勝ロット(200g)
<サンタバーバラ農園>
生産者:ジョゼ・マルシアーノ
生産地:ブラジル/ミナスジェライス/サンゴンサロドサプカイ/フェヘイロス
品種:イエローブルボン
標高:1220m
精製:ナチュラル
称号:APAS優勝
ロースト:ライト(浅煎り)
ジョゼ・マルシア―ノ・ダ・シウベイラは、1964年にミナスジェライス州サプカイ地域に生まれ育ち、三人の子供がいる。彼はイタリアとブラジルにルーツを持ち、ずっとサプカイ地域に住んでいます。両親は牛乳の生産者で、その収入で生計を立て暮らしていました。子供の頃、家族の畜産業を手伝う必要があったため、7年間学校で勉強していたが、いつもコーヒー生産者になることを夢見ていました。そしてチャンスをつかみ、それ以来コーヒー生産に情熱をもって取り組んでいます。
当時ジョゼ・マルシア―ノは結婚していましたが、リスクを冒してでも、より良い環境を求めました。同じサプカイ地域にある標高と気候の良さで有名なディストリトス・ドス・フェレイラスに、新しくコーヒーを植える投資を決断しました。1980年1haの土地に最初の2000本のコーヒーを植えました。その後、時代の変化や困難に直面しながらも、現在は3つの農園を合わせて30haの農地を所有しています。
ジョゼ・マルシア―ノは、高品質のコーヒーを作るためには以下の取り組みが重要であると思っています。一つ目はテクノロジーへの投資と自然環境及び従業員への評価です。具体的には、乾燥機やアスファルトの乾燥所、トラクターなどの設備投資が挙げられます。トレーニングされた従業員は常に、コーヒーの生産性と品質を向上させるために、取り組んでいます。従業員への研修の場を設けて完熟豆のみを選別した収穫を目指しています。その結果コーヒーの品質は向上し、国内または地域のコンテストで、良い結果が出るようになってきています。これからも、消費者や農園で働く人のため付加価値のあるものを生産できるよう努力を続けていくそうです。
彼は、「高品質なコーヒーを作ることで家族全員に、より良い生活条件を提供することが出来きてうれしいです。子供たちが学校を卒業し、それぞれの人生を歩んでいくことが私達にとって何よりも幸せなことです。」と話します。自分自身も可能な限りコーヒーを作る仕事をずっと続けていきたいとの事でした。