ボリビア クアトロリャマス Washed(100g)
<クアトロリャマス農園>
生産者:アンディ&マリタ
地域:ボリビア/ラパス/カラナビ/ロア
品種:ゲイシャ
標高:1700m~1850m
精製:ウォッシュト
ロースト:ライト(浅煎り)
フローラルで甘い余韻が長く続く素晴らしいコーヒーです。
ボリビアの新しい農園4 Llamas(クアトロリャマス=四匹のリャマ)の中心人物アンディはスイスのジュネーブの大学で社会貢献について学び、マリタは経済学について学んでいました。
彼らはサステナビリティに関するNGOを立ち上げようと考えていましたが、ある時からコーヒーと発酵の世界にハマり、ボリビアで起業することを決めたそうです。
彼らは人づてにカルメロさんと出会い、カルメロさんの農園の隣にワインの醸造に用いる卵型の発酵槽を備えた精製所を建てました。
クアトロリャマスを設立したきっかけは、ホンジュラスに住んでいた時、きれいな川があったので泳ごうとしたら、この川はコーヒーを精製した汚水で汚れているから泳がない方がいいよ、と言われたことだそうです。
サステナビリティはトレンドではなく、人間がこの地球に住むために必要なことだと考えていますとアンディ氏。
二年半前にこの精製所を建てたのですが、コーヒーの木を植えたとき、大雨が降って苗が全滅しかけたり、購入した機械が全然届かなくてカルメロさんに借りたりしました。その後は常に実験の繰り返しです。
私たちはエコシステムの構築にも力を注いでいます。この二年半、ここにどんな設備を整えたら豊かになるのか、どんなエコシステムが機能するのか実験を重ねました。例えば、精製の排水は酸性に傾き、そのまま川などに流すと環境汚染につながります。
私達は排水に石灰を混ぜてpHを調整し、その水を再び精製に使用します。また、養鶏場を建てたり柑橘類を植えて、その生産性を検証しています。鶏の糞は肥料になり、卵やフルーツは食料になります。これはエコシステムの実験でもあるのです。すべてを循環させるように整えると、経済的にも楽になるということを実証し、農園に伝えたいと思っています。
私達は優れた栽培技術を持っていても精製技術を持たない小規模生産者に、大きな精製所を作らなくてもバケツでアナエロビックはできるし、誰でも国際品評会に出品できるようなコーヒーをつくれると伝えたいです。私達が精製所を建てた目的は、ここで研究を重ねて、小規模生産者でも再現できるような知識を伝えることなのです。
¥1,990
なら 手数料無料で 月々¥660から
※この商品は、最短で4月5日(土)にお届けします(お届け先によって、最短到着日に数日追加される場合があります)。
※こちらの価格には消費税が含まれています。
※別途送料がかかります。送料を確認する
※¥10,000以上のご注文で国内送料が無料になります。