イエメン アブドビンアブドN(100g)
<アブドビンアブド>
生産者:アブド・ビン・アブド
生産地:イエメン/サナア/マナーカ/ハラズ/ジャルマ
品種:アンシェントティピカ
標高:2100m~2200m
精製:ナチュラル
焙煎:シティ(中深煎り)
ストロベリーのような華やかで甘い香りに、ブランデーを思わせる滑らかな触感や豊かな余韻が非常に長く続く素晴らしいコーヒーです。
ジャルマ村の標高は非常に高い所にあり、60歳代のアブドさんは10歳の頃から父のコーヒー栽培の手伝いをしており、そのままずーっとコーヒーを作り続けてきた方で、達人の域に達していると言っても過言ではないないほど、素晴らしい生産者です。特に乾燥中の選別をしっかりと行い、クリーンカップの品質を大きく上げています。イエメンのコーヒー栽培ではよく見る棚田式の農園ですが、その石の積み方は繊細な技術を要します。アブドさんの農園は美しく並んだ石垣と棚田が広がっています。
アラビア半島の西側で 北と東にはサウジアラビアがあります。話されている主な言語はアラビア語で、国内の99%の人がイスラム教徒です。イエメンではコーヒーは主要な農産物の1つで、農家数は約30万。ファミリービジネスとしてコーヒー栽培を生業にしている農家が多く、平均してそれぞれ1エーカー。いわゆる小規模農家に属します。
ハラズはイエメン北西の高地に位置し、 標高は最高2400mと高く、寒冷な地域です。ハラズ周辺は豊かな火山性土壌です。一般的にハラズコーヒーは、レーズン、フルーティーな酸味、滑らかなボディ、チョコレートのようなアフターフレーバーを有するコーヒーで、イエメンコーヒーの中でも良質なコーヒーが取れる産地として有名です。